就活の耐えられない軽さ
たまには学生ブログらしく若さと不見識でつっぱしってみようかと思いますw
お題はこちら
没落エリートの出現―ビジネス社会から疎外される高学歴就職難民たちー
この京大さん、他エントリは面白いけどこのエントリは個人的心情が入りすぎたのかな・・・
この書き方だと反応としてはdankogaiさんに同意せざるを得ないですが、就活について思うことをちょっと。
僕は普通の就活はしたことありません。とはいってもニートじゃないです、院でもなく。資格取って云々というコースです。
これは大学1年のときに決めました。
で、なぜに就活しないと決めたのかと言うと、話を聞くにあまりに下らなく思えたからです。
たかが15分くらいの面接。
面接官は通常業務に支障が出るのを嫌がる一般社員さん。
マニュアル本を2,3冊読んで備えてる。
シャツは白、ノッチドラペルでノンストライプのスーツ、ネクタイは若さをアピールしながらも派手すぎず。
(女子なら入社したら絶対着ない地味なリクスーですね)
面接で・・・
「なぜ弊社を志願したのですか?」(どうせ入るのは内定出してせいぜい3割だよな・・・)
→古い会社なら「御社の伝統の中で社会の一員として修練し、一人前の社会人となって会社更に社会のために役立つことが出来ると思ったからです」(つうか先輩が有給取りやすいって言ってたからだし)
→新しい会社なら「若い御社と一緒に成長し、自分なりの提案が会社の利益となりお客様の笑顔にダイレクトに繋げられる機会が豊富だと思ったからです」(まぁ上場企業から内定来たら蹴るけどね)
こんなものは耐えられない。
こんな下らない儀式の不透明な結果で少なくとも10年は人生を拘束されてしまうなんてナンセンスだ。
銀行員になるか
車を作るか
電車を動かすか
レストランを営むか
パソコンを作るか
アーティストをマネジメントするか
本を売るか
酒を造るか
服を売るか
これ全部面接官(所詮はただの人間)次第。
内定出してくれればそうなるかもね。
初めて会う良く分からない人に自分の人生を委ねるのはみんな怖くないんだろうか?
面接で「社会に貢献したい」なんて言うなら、せめてそれくらい考えないんだろうか?
じゃあその会社が社会に貢献出来てなかったらすぐに辞めるのか?
自分のイメージと職場が違ったらすぐに辞めるのか?
もちろん僕だって学生が決める自分の針路なんて頭でっかちで誇大妄想な世界観でそう上手く行くわけないなんて分かってる。
自分だってそう上手く資格で乗り切れるわけは無い。
でも僕は、自分に選べることでさえ他人に委ねるのが嫌だったのだ。
なぜなら結果を恨むことになってしまうから。
恨みなんて人生のリソースの無駄遣いじゃないですか?
京大さんに言いたい。
他人に委ねることを選んでしまったのなら、もう「他人」を責めても仕方が無いだろう。
他人の出した結果の中、再び自分の選べることを探すべきだ。
※追記
読み直してあまりの上から目線に自分ながら嫌気がさしてしまったのでもうちょっとw
とは言え大学教育がズレてることは確かに僕も感じます。
教育して送り出したいのか研究するのに囲みたいのかイマイチ分かりづらい。
前者なら色々クレームなりも出せるし後者なら他で色々やるって選択がしやすいし。
大学は義務教育じゃないのは重々承知ですが、これについて大学側からの
意見表明らしきものは聞いたことが無いなと。世界一の大学を目指すとかばかり言われても。
もちろん「全部自分で考えろ」というアナウンスでも良いんですが。
いつかエントリーを建てて書いてみようかと思います。
それにしてもdanさんとこにトラバ送れねぇ・・・orz
また送りつけ詐欺みたいになったら嫌だな汗